なんてん

写真で振り返るコロナ病床

まだまだ収束に至らない新型コロナウイルスですが、2022年7月より当院でもコロナ病床が運用開始となりました。

今回は写真を見ながら振り返ってみたいと思います。

コロナ病床を作るため部屋の大改造を行いました

コロナ病床は3床ですが、コロナ用荷物置き場やスタッフ休憩所など全部で9床で運用しました

扇風機

受け渡し用の台

電カルもカートごとコロナ専用に

タブレットでやり取りできるよう感染用のレッドとクリーン環境用にそれぞれ準備

例えば患者さんの皮膚の状態を撮影してクリーン環境のDrに確認してもらったり、お薬手帳や保険証を撮影したりといろいろと活躍したようです。またコロナ患者さんとZoomで面会もできるように設定しています

入院する際、病棟へ上がる時は色々と制限を掛けました

エレベーター付近は封鎖

各階もエレベーターボタンが押せないように

初めてのコロナ患者さんが入院されました

いろんなスタッフも関わりました

感染区域レッドゾーンとの境界線でDrが直接指示

ご家族より、お見舞いメールが届きました

その様子をレッド用タブレットで撮影してもらい、ご家族へ動画をお送りしております

患者さんもとても力づけられたのではないでしょうか

看取りの対応は通常とは手順が違います

県内のコロナ病床を運用している病院で定期的に会議を行っていました

特に妊婦の方などが行き場が無く、医師会や保健所も含めて活発な意見が繰り広げられていました

一度、コロナ病床は解除となりましたが、2022年12月より運用を再開しております

2023年5月に第5類に変わるとはいえ、発熱外来も連日にぎわっており病院としてどのような運用をすればいいのかまだ先が見えません。今後も患者さんが安心安全に治療できる環境を運営していきたいと思います。

 

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